仕事を知る

プラント工場

INTERVIEW_01

2007年 入社

N.S

工事部(プラント関係)/
電気科卒

「巨大製鉄所」を
休むことなく稼働させる
電気設備のエキスパート

倉敷地区を代表する巨大製鉄所では、日本の産業と暮らしに不可欠な「鉄」を24時間、365日、休むことなく製造しています。
その製鉄所を動かしているのが膨大な数の電気設備。中国電業舎の技術者たちは構内に常駐して、さまざまな設備の保全工事や新しいラインなどの建設工事を担当しています。

製鉄所を動かす設備はすべてのスケールが大きい

入社当初、さまざまな工事を経験してみたくて「製鉄所の仕事がしたい」と希望を出していました。その念願が叶って1年目から製鉄所内の電気設備の定期メンテナンスなどの保全工事や新たなラインを作る建設工事を担当しています。
私が担当しているのは製鉄所のなかでも、「製鋼工場」と呼ばれる「銑鉄」を粘りのある強い「鋼」に変えていく工程です。初めて現場に足を踏み入れたときは、ケーブルの太さに驚きましたね。それまで学生時代に扱っていたのは小指くらいのケーブルでしたが、製鉄所のケーブルは腕ぐらいの太さがあってびっくりしました。
鉄づくりは高温で処理する工程も多いので、ケーブルが焼けやすく、ケーブルの取り替えなどの作業が多いのも、製鉄所ならではの特徴と言えますね。

チームの先頭に立ってやりきったときの充実感

建設工事ではクレーンを据え付けたり、埃を集塵する機械を取り付けたり、大小さまざまな工事があります。中国電業舎のメンバーは工事の監督という立場になり、作業は協力会社の職人さんが担当します。
以前、大規模な改修工事があったとき、ラインを3つに分けて、それぞれ3ヶ月、合計9ヶ月で全て新しい設備に切り替える案件がありました。当初はスケジュール的に無理じゃないか、という思いも頭によぎりましたね。でも確実に終わらせないと製鉄所の稼働に影響が出てしまう。覚悟を決めて、とにかく先方と打ち合わせを密に行い、ちょっとしたロスもないように、毎日朝礼で職人さんたちとコミュニケーションを取りながら、細かく進捗を管理していきました。
その工事が無事に終わって、取引先から「ありがとう」という言葉をいただけたときは、大きな達成感がありましたね。

「待遇」も、「キャリア」も望むものが手に入った

中国電業舎に入社を決めた理由のひとつは待遇の良さ。待遇面では大手と遜色のないレベルでしたね。
そういった部分だけでなく、製鉄所というダイナミックな現場で多種多様な工事の経験が積めていますし、資格取得の援助もあって7つほど資格も取得できました。私自身は製鉄所でのスペシャリストを目指していますが、他にも中国電業舎にはさまざまな分野の仕事があって、希望を出せば異動ができるところも魅力かなと思います。
もちろん大変なこともある現場ですが、それを乗り越えることで手に職もつけられて、仕事のやりがいも感じられます。今後は新しい工法を取り入れた工事に挑戦するなど、より面白い仕事をやっていきたいなと思っています。

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