仕事を知る
公共施設・一般工事
INTERVIEW_02
2012年 入社
M.Y
工事部施工課
(公共施設・一般工事)/電気科卒
公共施設の電気は
いつか自身の子どもたちを
照らす「灯り」になる
公園・道路をはじめ、地域のランドマークでもあるマリンタワーや陸上競技場、消防署、庁舎、子どもたちが通う学校など、生活に身近なところにある様々な公共施設の電気設備も中国電業舎は手がけています。近年では蛍光灯からLEDへの変更も推進されており、地域社会に不可欠な「灯り」を技術で支えています。
この仕事でしか体感できない電柱の上から眺める風景
入社した当時は、中国電業舎が手がけるさまざまな現場を体験していきました。その中でも、自分で考えて配管をしたり、工事の手順を考えていく現場が面白いと感じて、公共施設の担当になりました。
最初に手がけたのは道路にある防犯灯を蛍光灯からLEDに変える作業です。初めて電柱を登ったときは、高いところから街を見渡すと、普段見ることができない景色が広がっていて感動しましたね。
それから様々な公共施設の現場に入りましたが、印象に残っているのは学校の体育館の改修工事。10ヶ月かけて行う大規模な案件で、図面を持って現場を調査して、どんな作業をするのか工法を図面に反映させて、協力会社の職人さんに指示を出したり、さまざまな経験を積むことができました。自分で作業をするだけではなく、関係各社と調整をしたり、折衝する能力も磨かれていきましたね。
卒業を迎える学生さんを明るく送り出すために
大規模な改修工事の現場だと、建設会社の人だけでなく、水道会社などさまざまな業者が同時に作業を進めていくことになります。そうした中で「うちはこの時間までに、こういう作業をしたいから、この時間までそちらの作業を待って欲しい」といった調整が必要になるケースもあって、工程をすり合わせていくのが大変でしたね。
さらに、体育館の改修の案件のときは、新しくなった体育館で卒業式を行うことが予定されていたので、工期を遅らせることが絶対にできません。そういったプレッシャーもありながら新しい体育館が完成したときは、他の業者の人たちと一緒に達成感を共有することができました。
学校の職員の方からも「明るくなったね」と喜んでもらえたり、照明を新しくすると見るからにキレイになるので、仕事の成果も感じやすいです。
お世話になった母校へほんの少しの恩返し
公共施設の電気工事の場合、特に学校だと顕著なのですが、仕事中に職員さんや生徒さんに声をかけてもらったり、すごく風通しのいい、なごやかな雰囲気のなかで作業をすることができます。
以前、小さな案件ですが自分が通っていた高校での現場があって、学生時代に担任だった先生にも会えました。社会人になった自分の姿を見せることもできて嬉しかったですね。そういった自身の身近なところに貢献できている実感が得やすいのも公共施設の魅力かもしれません。
電気工事を通じて「手に職」をつけていくと、どんどん仕事が面白くなっていきます。これまでも色々な現場を経験させてもらいましたが、今後も自分一人で任せてもらえて、一人で解決できるようなスキル・経験を身につけながら、色々な現場で活躍していきたいなと思っています。